栗原はるみのまな板が気になっていませんか?
まな板って重要なキッチンアイテムですよね。
狭すぎてもダメ、広すぎてもジャマ。
しっかり包丁を受けとめられる程度の重量も必要。
要は「色々とちょうど良くて、あつかいやすいモノ」がいい。
でも、ネットでは良いモノかを見極めにくいから買うのをためらっちゃう。
ということで、今回はぼくが自信を持っておすすめする栗原はるみの丸まな板をレビューします。
このレビューを読めば、きっと栗原はるみの丸まな板が「いろいろとちょうど良いまな板」だと思ってもらえますよ。
それではいってみましょう!

2年使って感じたメリットとデメリットを、包み隠さず伝えるよ。
栗原はるみのまな板とは?

上が実際に使ってるぼくの栗原はるみのまな板です。
栗原はるみのキッチングッズでも発売以来のベストセラーです。
まずは総合的な感想をダイジェストでどうぞ。
・買って満足!デメリットも多少あるが、メリットがそれを大きく上回る。
・丸型のまな板は本当に使いやすい。買う前は「ちょっと大きいかな?」と思ったけど違和感なし。
・つぎ買うとしても同じものを買うと思う。同じものがなかったら似たものを探して買う!
といった感じです。
まずは商品名に含まれている「栗原はるみ」さんについて触れておきます。
公式サイトのプロフィールの一部を以下に引用させていただきます。
料理家。
家庭料理を中心としたアイデアあふれるレシピは、年代を問わず幅広い層から支持されている。
引用元:yutori no kukan share with 栗原はるみ
著書は、ミリオンセラーとなった『ごちそうさまが、ききたくて。』(文化出版局)をはじめ、累計発行部数は2,400万部を超える。
暮らしを楽しむコツやライフスタイルを提案する生活雑貨ショップ「share with Kurihara harumi」と、レストラン&カフェを併設した「ゆとりの空間」をプロデュースし、オリジナルの食器やキッチン雑貨、調味料、インテリア小物、エプロン、ウェアなどを展開。
日本の女性料理研究家でここまで成功されている人ってほかにいるんでしょうか?
レストラン&カフェも経営し、料理本も数々出版。
テレビ出演も数多くされています。
さらに、ファッションアイテムや雑貨も手がけていらっしゃいます。
総合的なライフスタイルのプロデューサーといった感じですね。
インスタグラムでは栗原はるみのキッチンアイテムを使った料理風景やオリジナルのレシピを投稿されています。
息子の栗原心平さんも料理家として活躍中。
タレントの国分太一さんと一緒に料理番組「男子ごはん」にも出演されています。
また、「Simply」というエプロンがメインのキッチンブランドの運営もされていますね。
「ゆとりの空間」とは栗原さんが1994年に創業した会社の社名であり、現在の公式サイトの名称でもあります。
また、栗原さんがプロデュースするブランド名も「ゆとりの空間」。
食品、キッチンアイテム、生活雑貨からアパレルまで幅広い商品を展開しています。
「ゆとりの空間」で販売されるアイテムは、御本人の柔らかくて穏やかな雰囲気がうまく表現されていて、ファンが多いのもうなずけます。
そしてオシャレなだけでなく、どれも機能までしっかり考えてつくられているんです。ここが腕利き料理家の面目躍如といえます。
なかでも、まな板をはじめとしたキッチンアイテムは、洗練されたデザインとプロ仕様のこだわりを両立してどれも人気。
どれも一癖あるというか、一筋縄じゃいかないアイテムが多いんですよね。
企画段階からしっかり考えて開発されているのが伝わってきます。
また、1つのアイテムのサイズとカラー展開が豊富なのも「ゆとりの空間」のキッチンアイテムの特徴です。

おしゃれなんだけど玄人向けなのがいいね。
本題のまな板ですが、実は種類がとても豊富です。
スタンドも含めて全部で11アイテムあります(2020年4月現在)
表にまとめたので参考にしてくださいね。
種類を説明すると、
- ポリエチレン製の丸まな板(3サイズ)
- 木製の丸まな板(2サイズ)
- 木製の長方形まな板(1サイズ)
- 木製のカッティングボード(1サイズ。若干小さめ)
- まな板スタンドとラック(各1種類)
といったラインナップです。
ちなみに今回この記事で紹介するのは一番上の「丸型(大)ネイビー」です。
素材はポリエチレン。
写真 (タップでAmazonの 商品ページに飛びます) |
形状 | カラー |
価格(税抜) | サイズ(cm) | 特徴 |
---|---|---|---|---|---|
丸型(大) | ネイビー | ¥3800 | 直径35×厚さ1.3 | フック穴 | |
丸型(中) | ネイビー | ¥3200 | 直径30×厚さ1.3 | フック穴 | |
丸型(小) | ネイビー | ¥2800 | 直径24.5×厚さ1.3 | フック穴 | |
丸型(大) | マスタード | ¥3800 | 直径35×厚さ1.3 | フック穴 | |
丸型(中) | マスタード | ¥3200 | 直径30×厚さ1.3 | フック穴 | |
丸型(大) | 天然木色 | ¥6800 | 直径35(高31.8)×厚さ1.8 | ・フック穴 ・ヒノキ使用 ・自立する ・真円じゃない |
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丸型(小) | 天然木色 | ¥3200 | 直径25.0×厚さ1.4 | ・フック穴 ・ヒノキ使用 |
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長方形 | 天然木色 | ¥1800 | (約)28×13.5×1 | ・パン切り等 ・グラタンの受け皿 |
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長方形 | 天然木色 | ¥7000 | (約)20×36×高2 | ・フック穴 ・ヒノキ使用 ・自立する |
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スタンド | ステンレス | ¥2500 | 20×10×36 | ・2枚収納(大・中・小に対応) ・滑りとめ付 |
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ラック | ステンレス | ¥500 | 長9.0×幅6.5×高12.1 | ・別売りの水切りカゴやラックに対応 |
表を読み解くポイントをあげておきますね。
1.マスタードに(小)がない。
これは商品展開自体がありません。
マスタードの(小)が欲しい方は今後の発売に期待しましょう!
2.木製には(中)がない。
これも同じく商品展開がありません。
3.大中小の価格がそこまで変わらない。
たとえば大と中では600円しか価格が変わりません。
サイズが大きくても問題ないのなら、大の購入をおすすめします。
4.木製はかなり価格が高い。
木製まな板はポリエチレン製と比べてかなり価格差があります。
同じ直径35cmで比べると、3000円も違います。
やはり天然のヒノキを使っているので、製造コストがかかるのだと思います。
こだわりがないのであれば、ポリエチレン製の丸まな板をおすすめします。

サイズやカラー、素材で悩んでいる方は参考にしてね。
栗原はるみの丸まな板のメリット
まずはメリットから。
- 広いから作業しやすい。
- 切ったものがまな板からこぼれにくい。
- 白とカラーの両面使いだから、色々と便利。
- 抗菌剤を素材に練りこんでるから衛生面で安心。
- 表面が多少ザラザラして滑りにくい。
一番のメリットは作業のしやすさです。
奥行きがあるから、まな板の上にもう1つ作業場があるような感じ。
この広さのおかげで、切ったものがこぼれにくいため、かなり快適なんです。
また、白とカラーの両面使いなのも機能的です。
切るものを分けて使うことができますから。(色移りしやすいものはカラー面で切るとか)
地味にすごいのが、このまな板は素材そのものに抗菌剤が練りこんであるです。
表面コーティングではなく。
だから包丁のキズに菌が入って黒ずんだり、イヤなニオイを発することがないんです。
実際、1年以上使っているぼくのまな板も黒ずみがありませんニオイも無臭です。
だから買い換える必要がなく、ずーっと長く使えるんですね。
あとは表面のザラザラで滑りにくいのもグッド。
重量がそこそこありますから、切っていて安定しているのも嬉しいですね。
栗原はるみの丸まな板のデメリット
つぎにデメリットもまとめておきますね。
大きいまな板は作業しやすいですが、大きいなりのデメリットも出てきます。
- 洗うときに洗いにくい。
- 大きい分、作業スペースも必要。
- 連続で両面使うときは、洗うか拭くかする必要あり。
- 価格が高め。
まずは洗いにくさ。そして作業時に場所を取ることですね。
おうちのキッチンがあまりにも狭いと、サイズ(大)は扱いにくいかな、と。
ちなみにぼくの住む賃貸マンションはファミリータイプですが、築年数が経過してキッチンも古いタイプです。
だからシンク、作業スペースともにやや狭めです。(2人でキッチンに入るとかなり狭く感じる広さ)
それでもサイズ(大)にして良かったと思ってます。
単身者用のオマケみたいなキッチンじゃなければサイズ(大)がおすすめですよ。
あとは両面使いとはいえ、連続で両面使うのは衛生面が気になります。
洗うなり拭くなりする一手間はあると思ってください。
最後は価格です。税抜き¥3800は決して安い額とはいえません。
ただコスパで考えるとかなり有能と思いますよ。

長く使えるのはまちがいないね。
きっとお気に入りのまな板になると思うよ。
栗原はるみの丸まな板の使い方
丸型という少し特殊な形だから、使い方も気になるポイントですよね。
まずは公式の動画を見てみてください。
使うイメージが湧きましたか?
動画にもあるように、くるくる回しながら使うと本当に使いやすいです。
切ったものを移動させずに、どんどん新しい食材を切ることができるんですね。
これは絶対にマスターしてほしい使い方です。
慣れてくると、3種類ぐらいの食材なら切ったものをボウルにあけずに切り続けることができます。
いちいち切ったものを移動させる手間と時間がなくなるので、スピーディーに料理を進めることができます。
ぼくは栗原はるみの丸まな板に変えてからは、サブのミニまな板を使う機会がグッと減りましたよ。
洗い物も減るので一石二鳥です。
台としても使えるのも、この丸まな板の特徴です。
例えば、
- 肉を叩くとき
- きゅうりを潰すとき
- パンをこねるとき
- 餃子づくりのとき
などなど、料理全般で台として使えます。
このまな板は重量もあるので、肉叩きで肉を強めに叩いても安定していますよ。
収納のついては買う前から考えておいたほうがいいです。
基本は立てて収納するのでスタンドが必要です。
同じはるみブランドに専用のスタンドもあるし、ぼくはアマゾンで買ったこのスタンドを使っています。


転がりでることもなく、収納できます。
まな板のサイズに対して小さめですが、そこそこ安定感はあります。
スタンドを使わないなら、まな板本体に穴も空いていますから、フックなどを使って収納することもできます。
吸盤型の計量なフックだど、重量に耐えきらずに落ちてしまうかもしれないので注意してくださいね。
お手入れの方法
お手入れについても気づいたことを書いておきますね。
まず、このまな板は素材がポリエチレンなので、プラスチック製まな板と同様でいいと思います。(ポリエチレンはプラスチックの一種)
プラスチック製まな板の主要な手入れ方法をまとめておきますね。
まず、洗ったあとは水分をしっかり拭き取るようにしてください。
ポリエチレンは湿気や水分により、カビが付着することがあります。
雑菌のよる嫌なニオイを防ぐ意味でも、水分はよく拭き取るのがベター。
木製のまな板のように、水分や湿気に気をつけて使っていても黒ずんでくるようなことはないのでご安心ください。
それから、なるべくタワシなどの硬いものでこするのは避けたほうが無難です。
キズがつくとそこから雑菌が入りこんだり、色素沈着しやすくなるからです。
素材自体に抗菌剤が練り込んであるので、多少の傷は問題ないですが、なるべく気をつけたほうがいいことに変わりはありません。
漂白は定期的に行ったほうがいいですね。
月に1回でも行えば、ずっとキレイな状態を保てると思います。
ただし、漬けおきまですると洗剤のニオイが移ることがあるので、サッと洗剤やハイターをスプレーして、数分待って水で流す程度で十分。
そのほうがラクですしね。気が向いたときにでも漂白してあげてください。
最近は新型コロナウイルスをはじめとした菌が怖いですよね。
この栗原はるみの丸まな板はアルコールスプレーを使用してもOKです。
使用前後に一吹きすると安心感も高まると思います。
最後に注意してほしいのが、火の元に近づけないことです。
ポリエチレンという素材は比較的熱に弱く溶けやすいので、コンロから遠ざけて使うようにしてください。
サイズが大きいので、気づかないうちにコンロの火が届いてしまうことも考えられます。
まとめ
今回は栗原はるみのまな板について書いてきました。
最後にこの記事の要点をまとめておきますね。
- 丸まな板(大)を1年以上使って、とてもコスパに優れたものだとわかった。
- メリットは広さゆえの使いやすさ、両面カラー、抗菌性、滑りにくさ、長持ちすること。
- デメリットは広さゆえの扱いにくさ、¥3800という値段。
- 使うときは「くるくる回しながら」を忘れずに。
- お手いれはプラスチック製まな板の方法で。
栗原はるみのまな板について参考になったなら幸いです。

ぼくのキッチンでも1、2を争うお気に入りアイテムだよ。
ぜひ試してみてね。
以上、ここまで読んでいただき感謝です。